「田村君、結婚しないの？」田村淳×浦沢直樹×倉本美津留 ボクらの時代(4)

浦沢　皆さんゲームとかやるじゃないですか、僕の場合、お絵描きとギターでもう時間がパンパンなんですよ。

田村　そっかあ。じゃ、もう休みの日に何かするっていうことはないですね？

浦沢　あとは掃除が好きだから。

田村　あ、掃除好きなんですか？

浦沢　うん。棚の分類分けとかさ。ゴッチャゴチャなのよ、物で。もうだからそれをとにかく日々片付けたくてしょうがないのよ、日々分類分けしたくてしょうがないんだけど、間に合わないのよ。

倉本　買って読まない本だらけでね。

浦沢　そうそう。

倉本　それで片付けたりするやんか、部屋。本で自分が買ったの忘れるから、見て、何やこれ、俺の欲しいもんばっかやんけ見たいな。

浦沢　あー、なるなる。iPodもそうだよね。

倉本　うん、そうそう。

浦沢　iPod聞いててシャッフルかけんじゃん、趣味いいわあーって思う。

(一同笑い)

倉本　そうそうそう。そんな感じ、そんな感じ。

田村　奥さんてそういうのは何も言わないんですか？

倉本　もう、めちゃめちゃノータッチで、ほんとに。

田村　あ、片付けなさいみたいなのとかないですか。

倉本　うちの部屋入ってけえへんもん。

田村　じゃあ全く触らないですか？

浦沢　触らないですね。

倉本　うん。有り難いことに。

田村　有り難いことに？

倉本　有り難いことにね(笑)

田村　(笑)　そうか、そういう補足しとかないといけないんですか。

倉本　いやいやいや。どうすんのよ、自分。

浦沢　そうよ。

田村　そうなんですよ。

倉本　いつまで1人なんよ？

田村　僕、でもこの前飲んだときに恋の相談とかもしましたよね。

浦沢　その話、ここでしていいの？

田村　全然いいです、全然いいです。

倉本　俺はアドバイスしたつもりや、あんとき。

田村　はい。

浦沢　ものっすごいアドバイスしたもん。で、そっからめちゃめちゃ番組面白くなりましたもん。

(一同笑い)

田村　だいぶ相談しましたもんね。恋の相談を乗ってもらって、その通りやったらうまくいったんで、お二人にすぐ、もうこれは二人の助言があったからってメールしましたよ。

倉本　そうそうそう。

田村　でもなんか結婚とかっていうのがねー、まだ、そのー、またそのこともお二人に相談する日が来るんでしょうね(笑)

倉本　結婚して、以降どうしたらいいか教えてあげますから。

浦沢　いくつになったんだっけ？

田村　僕、39です。

浦沢　あ、もう、あっ、そうか、なるほどね。じゃーあ、もうしようよ。

田村　(笑)

倉本　まあまあまあ、遅い、遅い。

田村　家と家がくっつくっていうことに多少のおびえもあるんですよね。

倉本　あっ、ちゃんと考えんのな。

田村　やっぱり、俺？　俺選んでくる？　って思っちゃいそうな気がしません？

浦沢　いや、それはねえ、40になるまで逡巡してるとね？

倉本　うんうん。

浦沢　僕ら早いんですよ。だから、どんどんあれ(時間)がたつと慎重にせなっていうふうになってくるじゃない。

田村　うん、はい。なります。あれも大丈夫か、これも大丈夫かって。

浦沢　あんなもん勢いだって。勢いだって、それも。

田村　(笑)

倉本　本当、勢い。

田村　へーえ。


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