メインコメンテーター
石原良純(俳優・気象予報士)
司会
堀潤(ジャーナリスト)
春香クリスティーン(タレント)
レギュラー論客
北野誠(タレント)
細川昌彦(中部大学教授)
ゲスト
小沢一郎(「生活の党」代表・衆議院議員)
ジェームズ・シムズ(米国人ジャーナリスト)
周来友(中国人ジャーナリスト)
金慶珠(東海大学准教授)
上杉隆(政治アナリスト)
やくみつる(漫画家)
春香 じゃあ、今の第2次安倍内閣っていうの、皆さんどう見ますか。
細川 僕はメディア戦略ものすごく巧みじゃないかと思うんですよ。
第1次のときは、メディアとの関係はあんまりよくなかったんですよ。いろんな閣僚の辞任とか、当時いろんなトラブルがあって、大変ギクシャクした面があった。その反省があって、今、毎週月曜日に官房長官と官房副長官と3人が集まって戦略練ってますからね。
春香 おおー。
細川 相当ね、丹念に今回はメディア戦略をやると。例えば単独のインタビューも各社とやるとか、結構手が入ってる。
北野 だから、甘利さんがなんかいらんこと言ったら、あっさり、すぐ訂正をしますもんね。
細川 すぐ、うん。ものすごく動きが早い。
北野 早いですよね。
周 小沢さんと小泉さんの違いっていうのは、小泉さんは全面的に出て自分がやろうとするんですよ。小沢さんいけないところは、自分はやらないんですよ。誰かにやらせようとしてるんだよ。
小沢 (笑)そんなことはない。それはあなたの偏見です。
周 偏見ですか。私だけかなあ。
小沢 そうです。
周 そうですか。それはどうも失礼しました。
堀 小沢さんは現政権のああいったメディアを使った巧みな方法っていうのは、どのようにご覧になっていますか。
小沢 うーん。それは巧みにやっておられると思います。
堀 ネットも駆使してやってますけどね。
小沢 小泉さんの秘書官が今官邸に入っておられると聞いていますし・・・。
堀 飯島氏ですね。
小沢 うんうん。よくやっておられると思いますが、それとやっぱり民主党政権に対する国民の期待が大きかっただけに、それが期待外れだったという反動もかなりあるんじゃないかと思います。
上杉 ちょっと今飯島さんの話が出たんですけども、もともと小泉さんが政権を発足した2001年4月に、飯島さんに最初にインタビューを申し込んで聞いた話があったんです。
で、小泉さん、そんなに当時人気なかったんです。半年後には30ポイントぐらい落ちて危ないんじゃないかと。
そのとき飯島さんがやったのは脅しですね。世論操作、海外ではスピンドクターというんですけども、それを意図的にやって、1週間に1個ぐらいマスコミに餌投げるんです。
しかも、政権にダメージになることじゃなくてプラスになること。大相撲で貴乃花が出ればということもあるし。
それをやったのは、実は記者クラブっていって新聞・テレビじゃなくて、そこに入れないスポーツ新聞と雑誌の記者を集めたんです。
石原 だから、メディアを使うということは、やっぱりすごい大きな武器になるわけですけども、今後安倍政権は本当に重要案件がたくさんありますけども、今後どう取り上げられるか。
春香 注目ですね。
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