佐々木輝美(国際基督教大学教授)
江川達也(漫画家)
江川紹子(ジャーナリスト)
カンニング竹山
RIKACO
小野アナ みんなから「これ」「これ」と言われているこれ(タブレット端末)にツイッターのご意見が届いております。
(一同笑い)
小野アナ 「親としては見せたくない」
江川達也 分かる、分かる。
小野アナ 「でも、自分は見て育ってきたので、子どもには何を見せても見せなくても、話し合うことを面倒がらずにしようと思います」
RIKACO そうです。そういうことです。
江川達也 親が先回りしてればいいんですよ。後付じゃなくてね。
佐々木 まあ、ただ先回りできる家庭っていうのは、ある意味で教育力のある家庭なんですよ。
江川達也 そうですね、それはありますね。
佐々木 そういう家庭に恵まれない子もいるんですよ。
江川達也 あ、そうですね。
佐々木 そうすると、4分の1のメディアや学校ということになるんですね。
RIKACO まあ、でも、できるだけ親だったら、自分の子供が何を考えているのか、何を求めているのか、叱るんじゃなくて、どうしてそれを見たいのか、そっから何を得たいのかっていうことを・・・。
江川達也 でも、それは結構親のキャパが重要になってきて。
RIKACO だから、その努力をしないと、やっぱり分かってあげられない。
江川達也 そうそう。でもやっぱり母親って男の子に比べるとキャパ狭いすよね。
RIKACO でも、その壁を越えて行かないと、いつまでたってもそこは解決しない。
江川達也 それ必要、それ必要、そうそうそう。
小野アナ 佐々木先生がおっしゃるように、4分の1っていう考え方もありますよね。すいません、4分の1、もう1回お願いしていいですか。
佐々木 親、メディア、学校、地域社会ですよね。
江川達也 本人もね。
佐々木 そうですね。
小野アナ 本人。そうなんですよね。
江川達也 本人の責任もね。
RIKACO 本人が一番ですよね。
江川達也 そうそう。
佐々木 子どもを育てるためという。ごめんなさい、これちょっと簡単に(説明します)。
小野アナ あ、はい。
佐々木 原因と結果が分からないんじゃないかって今まで言われていたんですけど・・・。
小野アナ 小学校5、6年生の追跡調査で、テレビゲームの使用時間が多いことと攻撃性が高いことの間に関連が見つかったということですね。
佐々木 はい。そうです。原因と結果が明らかに見つかったということですね。ま、ただし、これがすぐに犯罪に結びつくということではない。
小野アナ 東京都30代の女性からメールが届いています。「見せる見せないは作品の線引きではなく、子どもの周囲の大人がどう関わっているか、それが線だと思う」
カンニング竹山 うんうん。
小野アナ これはちょっと親である人もそうじゃない人も、いろんな立場の人たちにおっしゃってるんだと思います。
きょうは皆さん、どうもありがとうございました。
(終わり)
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