メインコメンテーター
石原良純（俳優・気象予報士）
司会
堀潤（ジャーナリスト）
春香クリスティーン（タレント）
レギュラー論客
北野誠（タレント）
細川昌彦（中部大学教授）
ゲスト
小沢一郎（「生活の党」代表・衆議院議員）
ジェームズ・シムズ（米国人ジャーナリスト）
周来友（中国人ジャーナリスト）
金慶珠（東海大学准教授）
上杉隆（政治アナリスト）
やくみつる（漫画家）
春香 政治家の中には巧みに利用していた人もいたそうです。
VTR
メディアは、かつて今太閤として担いだ田中角栄氏を
金まみれの政治家としてたたき、
鈴木宗男氏には法の裁きを待たずに悪のレッテルを貼った
時は2013年、未来のリーダーとして
メディアがもてはやしてきた橋下徹氏にも
慰安婦発言で一気に刃を向けた
政治家はメディアにつぶされる運命なのか
しかし、この男は違った
政界の変人、小泉純一郎元総理
テレビカメラを使い、毎日メッセージを発信
小泉ブームをつくり上げた
国民を惹き付けたその訳は・・・
「私の内閣の方針に反対する勢力、これは全て抵抗勢力であります！」
「痛みに耐えてよく頑張った！ 感動した！」
インパクトの強い言葉とパフォーマンス
何度もお茶の間に流れ人々の心をつかんだ
ワイドショー内閣とも呼ばれた小泉内閣は
高い支持率を維持し、選挙にも圧勝
まさに小泉劇場であった
なぜ彼はこうまでも巧みにメディアを利用できたのか
石原 小沢さん、この小泉純一郎氏のメディア戦略いかがお考えですか。
小沢 小泉氏はね、その点は非常に、もうなかなかうまいし、そういう大衆を惹き付けるパフォーマンス能力があったと思いますよ。それは政治家としては必要な、大事な能力であります。それ以外は分かりません(笑)
石原 じゃ、その部分は真似しよう、取り入れようなんてことは？
小沢 あのね、真似したくてもね、なかなかね、できないですよ(笑)
石原 やくさん、いかがお考えですか、小泉さん(について)。
やく さっき周さんが見た目の要素に触れられた。あれは実はかなりの要素、小沢さんもおっしゃられましたけど、あると思うんですよね。あのロングヘアーに起因するところが(手描きのイラストが書かれたフリップを出す。小泉氏が髪の中からあめを出して人々に渡しているイラスト)。
実はあの中に大阪のおばちゃんがあめちゃんを隠してるみたいに・・・。
春香 うーん？
石原 (笑)
やく おこちゃまメディアに対して、いろいろ髪の中からあめを出してる。この髪型に元凶があったいうふうに私は思うておりまして。
堀 いや、でもテレビですから。
春香 うん。
堀 この戦略にあっという間に取り込まれますもんね。
北野 まあ、でもワンフレーズというのは新聞とかに取り上げてもらいやすい。週刊誌とかでも、それが見出しになりやすいっていうのはおっきいね。
細川 単純明快・・・。
北野 単純明快で分かりやすい。
石原 どうなんですか、同じ政治家として。単純明快でいいものと・・・。
小沢 いや、ですから非常にそういう能力、才能はあると思います。
ただ、そういうパフォーマンスのできる才能と、それから権力の座ですよ。そうでなけりゃ、パフォーマンスだけではマスコミずっと動きませんよ。権力の座にあって、いろいろ・・・まあ、あまりこういいうことは言えないですけど、そういう二つが両方相まってマスコミが一生懸命持ち上げたっていうことです。
おすすめ
0 件のコメント:
コメントを投稿