2014/02/16放送
細野敦(弁護士・元東京高裁判事)
「(CD購入者、コンサートを見に行った人に関しては)ゴーストライターがつくったということでも,音楽評論家も一応絶賛するぐらいの曲ではあった。対価の提供があるので、なかなか詐欺罪での立証は困難かなと思う.ただ,レコード会社に関してはCDを販売する契約やコンサートを開くための契約で一定のお金を受け取っているだろうから、自分が作曲者だと偽っているので詐欺罪で立件される可能性というのはあると思う.」
西川史子(医師)
「障害者認定の2級を受けたということは、今までに戻った例はない。人の体なので、もしかしたら第一人者なのかもしれないですけど、ただ現実としてはあり得ないし、障害者というところを使うというのが本当に卑劣ですし、私は週刊文春も拝見しましたが,本当に卑劣な人だなって、ちょっと憤りしかないですね。」
「手帳を返すだけでは駄目ですよね。受け取った額は全部返さないと。それはやっぱ謝罪になんないですよね。」
亀井京子(元テレビ東京アナウンサー)
「インタビューとか拝見しても、あまり聞き手の目を直視されないじゃないですか。だから、嘘に嘘を重ねた人生にすごく後ろめたさがあったのか,あのサングラスの風貌もされたくないがための防御だったのかなっていうふうに個人的には思いましたね。」
テリー伊藤(TVプロデューサー)
「新垣さんが会見したときね、18年前から全聾とは思わなかったって。彼(佐村河内氏)はこの前の謝罪文で3年前と言ってたでしょう.高橋選手、前の日(試合が)終わったんで、ソチオリンピックが終わった時点で間もなく、彼、会見すると思うんですよ、。そしたら新垣さんと2人ですればいいんですよ.新垣さんをみんな援護するかもしれないですけど,彼だって悪いです.だったらもう一度やって、あんた違うじゃないっていうことをやっぱ言ってほしい.でね、『HIROSHIMA』もね、もともとあれは広島とは違うタイトルだったわけじゃない。そういう広島という言葉を使うのもなんか利用しているし、彼、本当に罪深いですよね。震災の人のところに同情するような感じで行ってやるっていうやり方がどうも。本当に彼のことを信じて、それこそ震災で流されて行ったお母さんが守っているようなふりをして、実は自分の利益だけを考えていたっていうことを含めてね。ただ彼は根性ないから、もう出て来れないかもね。言い分も何もないもんね。」
杉村太蔵
「専門の耳鼻科のお医者さんに聞きますと、やはりそういった難聴・耳が聞こえないということを装って、こういった障害手帳を不正に受給しようという人がやっぱり、少なからずいるみたいなんですよね。先ほど西川さんがおっしゃったように、回復するというのは奇跡に近い。したがって、一度交付されたら永遠に続くわけですよ.じゃあそれを歯止めかけるために定期的に検査しましょうかといったら、本当に不自由な人にまた新たな負担をかけることになりますんでね。これはもう信頼関係で成り立っている制度ですからね。やっぱり許されることじゃないですね。」
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