2013年10月1日火曜日

(2)子ども100番の家 エデュカチオ! 親子で学ぼう危険から身を守る力


続いては「防犯ブザー」


今や防犯グッズの定番

現在、全国の公立小学校で普及率80パーセント


みんな、いざというとき使えるかな?


「パニックになっちゃって、あまり押せない感じがする」

「多分、鳴らせないと思います。緊張し過ぎて逃げることに集中して」



実は、危険な状況で実際にブザーを使った子どもは

なんとたったの1.9パーセント!


さらにはこんな子も


「使えないと思います。壊れてるから。前、歩いてる途中に勝手に外れて、でも鳴らなかった」


「鳴んない。(ブザーが小さく鳴る)あ、微妙! 電池が切れちゃいました」



防犯ブザーは飾りじゃないよ




さらに「子ども110番の家」


いざというときに子どもが駆け込めるよう

警察や自治体が定めた一般家庭や店舗などの緊急避難場所

今では全国でおよそ189万カ所もある!


看板だけでも効果があるというものの・・・


実際に行ったことあるかな?


「なんか、やっぱり人の家だから、ちょっと行きにくい」

(東山紀之 そりゃそうだ)

(尾木直樹 そら行きにくいわ)


「学校帰りトイレ行きたくなって行ったことはあります(笑)」

(東山紀之 それでもまだ行ってるほうがいいですよね)


実際の緊急時に利用した子どもはわずか0.9パーセント


「知らない人の家には行きづらい」という声が多かった。



東山紀之 「いかのおすし」は覚えました。

尾木直樹 ただ、これ思うんですけども、子どもたちはできそうにないですね。大人から見たら、どれも正しいんですよ。

東山紀之 うん。

尾木直樹 だけれどもね、頭から注入しようとするでしょ。だから子どもたちが置き去りになって、僕たち心配のあまり守らなきゃいけないという思いはとても正しいんですけれども。さっきのインタビューなんか聞いてるとすごい分かりますよね。それができないっていう状況があると。

東山紀之 やっぱり人のお宅には行きづらいですもんね。

尾木直樹 そう。人のお宅行けないですよ。

東山紀之親戚んちも、ちょっと遠慮して行けないですよね。

尾木直樹 行けない、行けない。

東山紀之 友達の家も、一応「今から行っていい?」みたいなことあるじゃないですか。

尾木直樹 そう、そう。



現在取られている防犯対策、どうしたら実際に生かせるのか


なかなか行きにくい子ども100番の家

利用できるようにするためには?


子どもの安全教育の専門家、

宮田美恵子先生に聞くと・・・

(NPO法人 日本こどもの安全教育総合研究所 理事長)


宮田美恵子 やはりこれは、親子で街を歩いてもらって、少なくても自分の通学路にはここにあるんだねということをお互いに確認して、そのおうちに訪ねて、お母さんも「何かあったらお願いしますね」なんてあいさつをしておくといいと思います。


 
 
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