メインコメンテーター
石原良純(俳優・気象予報士)
司会
堀潤(ジャーナリスト)
春香クリスティーン(タレント)
レギュラー論客
北野誠(タレント)
細川昌彦(中部大学教授)
ゲスト
小沢一郎(「生活の党」代表・衆議院議員)
ジェームズ・シムズ(米国人ジャーナリスト)
周来友(中国人ジャーナリスト)
金慶珠(東海大学准教授)
上杉隆(政治アナリスト)
やくみつる(漫画家)
金 ちょうど原発事故が起きたときに菅内閣でしたよね。
小沢 はい。
金 で、まあ小沢さんもある意味政権の中心にいたお1人ではありました。当時のメディアと官邸のやり取り、コントロール、全般的にどう評価されてますか。
小沢 僕は、あの、別に責任逃れを言うわけじゃないんですけれども「政府のことには携わらないように」ということで政権がスタートしたしたときに言われまして。
ま、それといろいろ問題も抱えてましたからですけれども、最初っから、私は学者の、その原子力マフィアといわれるグループでない専門の知り合いがあったものですから、その人はもう最初っから、爆発の数日後から「あれはメルトダウンしてる」と、そして「メルトする」と「大変な事態だ」ということを言っておりました。
それで、ぼくもそうだという感じを持っておりましたので、その点についてはいろいろ機会を見つけて発言したんですが。
かなり政府も事実は分かっていたと思いますね。今でもほとんど真実は発表してないんじゃないかと。
金 分かって申し入れされたけれども無視された?
小沢 東電はもっと分かってるでしょうけれども、政府関係の人たちもいろんな事実・・・。
金 既に分かっていたはずだと。
小沢 分かってた、うん。
堀 こういう問題こそ、実を言うと司法の場でもきちんと議論しなければいけないけれども、結局この震災についても、全部不起訴で終わって、きちんとした表舞台で話されることっていうのがなくなってしまった。
上杉 立法の場では国会事故調っていうのがやりまして、四つの事故調のうちの一つが報告書を出したんですね。
で、かなり今ずっと話しをした疑惑の部分のことを追求して報告し出してるんです。
ところが、それは実は権力にとってもメディアにとっても都合が悪いんで、ほとんど扱わないですね。
小沢 報道されてない。
上杉 ないんですね。黒川清さんが委員長でやったもの。
それはどうしてかって言うと、3月直後のメディアの報道っていうのは、やはり日本のメディア、控え目過ぎたんです。
私自身も翌日、3月12日にツイッターとラジオでメルトダウンの可能性があると報じたら、そっからどうなったかって言うと、ずーっと、今に至るまで「デマ野郎」「嘘つき」。汚染水も3月に言ってるんですよ。
つまり、自分たちの報道にそぐわないものを出すと・・・。
堀 国会事故調の番組については、ドキュメンタリーは何個かつくってありまして、決してそれが十分だったとは言わないけれども、ま、全てを報じられてないということはないと思うんですけれども。
周さん、ちょっと話を元に戻すんですけれども、中国の順位なんですけれども。
周 え?
堀 あのー、全体状況ちょっと戻しますが。
石原 ここ、173位。
金 あららら。
周 いや、皆さん中国のことはよく分からないんだよ。
(一同笑い)
周 だから、さっき先生も言ったんだけど、建前では中国は自由がないんだけれども、本当は自由なんだよ! 一つ原則があるんですよ。中国政府を・・・しない限り、なーにを言ってもいいんだよ! なんの報道してもいいんだよ!
春香 どうなんでしょう。取りあえずこの噂は本当と判定します。
石原 ええー! 本当になっちゃったの? この順位だけで?
細川 これはでも、どっちもどっちじゃないの。50位と53位。
石原 韓国のメディア。うーん。
春香 どうなんでしょうね。
堀 いやいや、これから良くしていかなきゃいけないんですよね(笑)
春香 はい。
金 己の襟を正しましょう。
石原 はい(笑)
春香 はい(笑) 以上、メディアの嘘、本当!? でした。
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