ボクらの時代 壇蜜×小島慶子×ミッツ・マングローブ(7)「ハーブティー」

小島慶子　壇蜜さんってかわいいんだよね。「セクシー」とか「すごいエロい人」みたいなのとはまたちょっと違って面白い人だなあと思ったんですよね。中学生ぐらいになると女の子も下ネタの悪ふざけってやるんですよ．ブラをこうやって頭にかぶって「蜂」って言ってみたりとか。

壇蜜　蜂やりましたね。

ミッツ　そういうのあるんだ。

小島慶子　男性が見るとドン引きするような、思春期の女同士でしか面白くない・・・。

壇蜜　あと下敷きでこうやって(笑)(スカートの中を・・・)

小島慶子　仰いでみたりとか，周りがドン引きするような、でも本人たちは面白いっていう。そういう時期が実はあるんですけど，そのノリが今もあってね、壇蜜さんのなかには．それこそ「グラビアアイドルってこんな感じだよね」ってお互いふざけあって写真撮りあってみたりって。女のパロディーを始めるんだよね、あのぐらいの時期から.

壇蜜　だから高校のときとか大学入りたてのときとかの写真を見ると、大体お泊り会のときはみんな服着てないですね。

小島慶子　(笑)

壇蜜　こんなものが出た日にはって・・・。

小島慶子　最初やっぱり、だから成熟していく過程でパロディーから入るしかなかったんだっていうことを思い出すんですよね、壇蜜さん見てると。

ミッツ　最初はパロディーから入るけど,それがライフスタイルみたいなのでさ・・・。

壇蜜　オリジナルにどんどん。

ミッツ　そう。「もう自分は自然にこのぐらい高みに来ましたよ」っていうところをどんどんどんどん自己演出してって「何にも無理なく、あたしここまでこのレベルでやってます」っていう。(壇蜜さんは)そこを出さないのは勝算な気がすんの。

壇蜜　(笑)

ミッツ　いるじゃない，勘違いしてる人たち多いじゃない？「おまえ始めっからハーブティー飲んでないだろ！」みたいなのがさ。

小島慶子　(笑)

壇蜜　ああー。

ミッツ　「それが当たり前なんです」みたいなライフスタイルを語る。「ハーブティー飲んでる毎日が、もう何十年前から当たり前なんですよ」ぐらいの・・・。

壇蜜　ハーブティー飲んで、こうプードル抱いて「エステ通ってます」みたいな。

ミッツ　古いね、また。

壇蜜　あれ、違いました？トレンディーってこういうことじゃないんですか？(笑)

ミッツ　このずれた感じが演出なのか本当なのかちょっと分かんないとこがあるんだけど。

壇蜜　いや、本気ですよ．

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