メインコメンテーター
石原良純(俳優・気象予報士)
司会
堀潤(ジャーナリスト)
春香クリスティーン(タレント)
レギュラー論客
北野誠(タレント)
細川昌彦(中部大学教授)
ゲスト
小沢一郎(「生活の党」代表・衆議院議員)
ジェームズ・シムズ(米国人ジャーナリスト)
周来友(中国人ジャーナリスト)
金慶珠(東海大学准教授)
上杉隆(政治アナリスト)
やくみつる(漫画家)
北野 でも、消費税導入の前に、あんだけ新聞メディアほとんど大賛成したのに、今になってこれだけ、年収何百万の家はこれぐらいの負担になりますって急に言い出したよね。
小沢 そうそう。
上杉 自分たちだけは税金、それ・・・。
北野 ま、軽減・・・。
堀 軽減税率が。
やく やっぱりメディアのトップが権力側とゴルフ行ったり、飯食いました、これだけ親しいですっていうの披歴してるようではっていう・・・。
石原 これ、やくさんもそういう意味では、日本のメディアどうあるべきか。
堀 大人の事情の可視化。
やく (フリップ「大人の事情の可視化」)大人の事情の可視化っていうところに、談合体質であるとか、自主規制であるとか、そういったものがあるんならあるで、それを見せてほしいんですね。
堀 どうやって可視化しましょうか。
やく それはだから、上杉さんみたいな人が見せてくれてもいいし。ま、結構見せてくれて、上杉さん辺りが可視化してるような立場だと思うんですけども、それをもっと披歴してほしいなと。
上杉 可視化してたんですけど、自分自身が隠されちゃったんで(笑)
小沢 (笑)
上杉 これね(フリップ「・多様性、・ミスに謙虚」)、私もその部分で言うと、アメリカの新聞が万全じゃない、万能じゃないとジェームズさんおっしゃった、その通りだと思うんです、私も中にいながら。
ただ、よりましだという点で、真似すればいいと思うんですよ。
多様性っていうのはこれダイバーシティーで、この世の中にはいろんな意見があるんですと、いろんな人間がいるから。だからメディアのこれが正しいっていうんじゃなくて、いろんな意見を載せたり、いろんな意見を報じたり、この番組みたいにちょっと変わった番組をおんなじぐらいの数が出てくればいいんですよ。
そうすると多様性が担保されて、読者、視聴者が合理的だと思うものを判断して取ればいいと。
もう一つ、これは、アメリカの新聞でいえばOp-ed(オプイド)って欄がまさにそれなんです。異論がありますよっていう。ね、そうですよね。
シムズ はい。そうですね。
上杉 で、もう一つ、ミスに謙虚。これっていうのは、新聞とかテレビ、メディアはつくってる人、しょせん人間なんですよ。
春香 うん。
上杉 人間は必ず間違いを犯すんで、結果報道も絶対間違いがあるんです。
でも日本のメディアは、官僚機構と一緒で無謬主義(むびゅうしゅぎ)といって、間違いを犯しちゃいけないんです。
だけど、間違いをすぐに認めて訂正を出せばいいんで、アメリカの新聞にもありますけど、コレクションっていう欄があるんです。つまり、人間は間違えたことを前提に行動してますっていうことを読者一人一人に示せばいい。
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