佐々木輝美(国際基督教大学教授)
江川達也(漫画家)
江川紹子(ジャーナリスト)
カンニング竹山
RIKACO
小野アナ しかし、現代の親は大変ですね。
江川紹子 メディアが多いからね。
小野アナ 目配りしなきゃいけないものが、ものすごくたくさん。
江川達也 ま、でも昔の親はいろんなこと経験してるんで、もっとどっしり構えてた感じがするんですけど、現代の一部は非常に限られた範囲内で生活しちゃった人が多いんで、現実に対して対応できてないっていう現状なんじゃないかと思いますけどね。
江川紹子 ていうかね、例えばね、ソフトだけじゃなくて、こういう媒体(タブレット端末)を買ったりするときには親関わるわけじゃないですか。そういうときに、やっぱりルールみたいなのを決めといたらいいと思うんですよね。そうすると子どももそれ欲しいから「分かった」って言うじゃないですか。
小野アナ ええ。
江川紹子 自分が参加して決めたルールだから、それは従わなきゃいけないものってなると思うんですよ。やっぱりそれも乗り越えたいんだけど、そのときはルールを破ってるっていう後ろめたさがあって、で、やるっていうのがやっぱり・・・。
江川達也 一番最初には親がそれを使って、もっと熟知しないと指導もルールもできないですよね。
江川紹子 うん、うん。
RIKACO でもね、こういうものを何のために必要なのか、なぜ欲しいのかそれをどういうふうに活用するのかってことを十分に話し合わないと。今何でもあり過ぎるから、必要あるか必要ないかって言う判断はやっぱり親がすべきだと思うんですね。
小野アナ 「みんな持ってるもーん」って言うんじゃないですか。
(一同笑い)
RIKACO でも、それはこれじゃなくても、おうちに1台コンピューターがあれば自分の勉強のことを検索、調べることはできるし、これを持ってないからって死ぬわけじゃないから。
江川達也 いや、ただね、高校とかになってくると持ってないと・・・。
カンニング竹山 ああ、必要になってくるとね。
江川達也 そうそうそう(笑)仲間外れになっちゃうっていう。
RIKACO そんなの関係ない。
江川達也 いや、関係ないっていうね・・・(笑)
RIKACO 仲間外れとか関係ない。
江川達也 大学の講義もこれないと調べられないし、就職もできないですよ、今(笑)
江川紹子 例えば「お母さんが時々見るよ」とかね。
カンニング竹山 はい、はい、はい。ルールをね。
RIKACO 聞きませんよ。履歴なんかどうせ消すんだから(笑)
江川達也 (笑)
RIKACO だから、なぜそれが必要なのか・・・。
カンニング竹山 そうですね。
RIKACO まず子どもが、本当にこれが必要で欲しかったら、親と話して親を説得する。ただ与えるだけじゃなくて、何のために必要なのかっていうこと・・・。
カンニング竹山 確かに「みんな持ってるけど全然買ってくんねえよ、うちの親」ってことありましたよ。
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