2013年11月6日水曜日

激論!コロシアム『怒りの戦後教育SP』(6)「懲戒では足りないのか?」




石原良純 戸塚さん、いかがお考えですか?

戸塚宏 あの、結局ね、体罰やったことのない人、実際に現場でそいつをやったことのない人が何を言っても駄目です。

春香クリスティーン 私、ちょっと戸塚さんに聞いてみたいんですけれども、私は小学校のころに懲戒っていうんですかね、ドアの外に罰として立たされて、それでかなり反省していまだに、ああ、あのときはかなり屈辱的だったって思うんですけども、それじゃ駄目なんですか?

戸塚宏 それが狙いなんだから.

春香クリスティーン でも、あの・・・。

戸塚宏 さっき言った進歩。進歩させるためには正しい行動をしないといけない。

春香クリスティーン 懲戒じゃ足りないんですか?

堀潤? 殴らなくてもいいんじゃないかと。

戸塚宏 正しい行動をするためには正しい不快感が必要なんですよ。不快感が行動させるんだから.その不快感を子どもがつくることができないから学校の先生がつくってやる。

細川昌彦 でも僕は、不快感というのは決して肉体的苦痛は絶対伴わなきゃいけないとは思わないです。

戸塚宏 なーにを言ってんですか。

内藤朝雄 皆さまの前提自体がお花畑で、非現実的な前提に基づいてるんですね。っていうのはですね、体罰を法的に認める人というのは教員が教員であるというだけで、天使のように純粋で美しい魂の人間であるという前提で話しているんですけど・・・。

井上和彦 それは極端です。

内藤朝雄 人間は天使でも悪魔でもなく・・・。

井上和彦 極端過ぎる、それは。

内藤朝雄 平凡な人間で、悪い心もあるし、気に食わねえと思ったやつは痛めつけてやろうと思うんです。

石原良純 教員の質については、また後でお話が出てくると思いますけど。
内藤朝雄 いや、まさに非常に非現実的です。


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