『聞かせて子どもの本音』
ここは横浜市にある
子ども専用の電話相談窓口、よこはまチャイルドライン
子どもの本音が集まるこの場には
年間6600件もの電話がかかってきます
そのうち全体のおよそ60パーセントを占めているのが無言電話です
その中には犯罪の被害を受けた子どもも・・・
これは子どもたちの体験談を聞く受け手の体験談
先日、ある無言電話に出会った
切れてはまたかかる
1時間ほど繰り返された後
ポロッと言葉がこぼれた
性的な被害を受けたという重い内容であった
誰かに助けてほしい
分かってほしい
でも怖くて言葉にできない
どんな思いで無言電話をかけ続けていたのか
無言電話に込められた思いとは・・・
代表の徳丸さんはこう考えています
徳丸のり子さん
(NPOよこはまチャイルドライン 代表理事)
共通しているのは、子どもたちはやっぱり何かを思っていて、それを誰かに分かってほしい、誰かとつながっていたいというメッセージなんですね。
無言電話っていうのは、ほんとうに大事な、チャイルドラインに電話をかけてくれたという第一歩なので、どういう電話も大事なんですけれども決しておろそかにはしない。例え無言でも付き合うということが子どもたちと向き合うというか、寄り添うことなんだろうと思いますね。
(東山紀之 勇気出さないと電話もできないものね。)
尾木直樹 特に性的な犯罪っていうのは、僕なんかも大学で、大学生になって「初めて尾木先生に言いました」という子が何人かいましたもんね。ずーっと小学校以来の思いを背負いながら生きてきたって。
東山紀之 聞こうとしてる人の真剣さで分かるんだね、あ、ちゃんと聞いてくれるわという。
何でもそうですけど、ちゃんと取り組む姿勢がある人っていうのは心根が分かりますもんね。それが分かったときには話しやすいですね。
尾木直樹 そうですね。大人が子どもを守るっていうことを深く考えていくっていうのかしらね、そのことがすーごい大事だと思います。
(終わり)
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