2013年10月11日金曜日

(8)「家庭でのしつけ」 あさイチ いじめ 誰が子どもを守れるのか




つるの剛士 これ「学校」「学校」って言ってますけど、まず家庭でいろんなことできる、まず根本的に。そういうこと大事だと思うんですけど。
 自殺もそうだけど、命の大切さを家庭で教えたりもそうだし、いじめてる側だって、絶対家庭になんかあるわけじゃないですか。ねえ、そのストレスが学校に来てるって、一番大変な現場が学校になってるっていう。

尾木直樹 そうなんですよ。これね、文科省の調査があるんですけど「友達と仲良くしなさい」こんなの当たり前でしょう。これを言われたことない小学5年生と中学2年生の調査なんですけど、日本の場合、お父さん81パーセント言ったことなんですよ。それからお母さんでも70パーセント。アメリカなんか、7割、8割言ってるんですよ。これは昔から問題になってるんですけど、日本の親は意外とモラル教育やっていないのよ。「あいさつしなさい」っていうのもね、意外やお父さんから言われたことないという子が72パーセント。

井ノ原快彦 え、そんなに?

尾木直樹 そんなに多いんですよ。お母さんはさすがに言ってるんですよ、それでも54パーセント言われたことないっていう。
 親から見たら言ってんだけど、子どもから見たら言われていない感覚というずれがあるけどね。それぐらいやっぱり、特にお父さんが何にも言わない。

有働由美子 モラルに関して?

つるの剛士 めっちゃ言うけどな、俺は。

尾木直樹 あ、言ってます?

つるの剛士 めちゃ言いますよ。

尾木直樹 有り難い(笑)

有働由美子 どんなこと言ってますか、お子さんに?

つるの剛士 それこそ、あいさつもそうですけど、靴揃えなさいとか、細かいことですけど自分が言われたようなことは子どもにもちゃんと言わないといけないと思ってますし、学校はそもそもそういうところで・・・。

中谷文彦アナ 親が教えるべきっていうところも多いとは思いますよね。

井ノ原快彦 そうだと思いますよね。

つるの剛士 絶対そこだと思うんですけどね、僕は。

中谷文彦アナ それが加害者を生み出さないっていうところにつながっていくかと思うんですが。





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