2013年10月11日金曜日
(10)「加害者への教育」 あさイチ いじめ 誰が子どもを守れるのか
いじめ加害者への処罰を厳しくしようというような動きが進む今
大沢さんは独自のいじめ防止キャンペーンを始めようと準備を進めています
大沢さんが重視するのは加害者の更正です
いじめの初期の段階で
加害者に適切な指導を行い更正させることで
悲しい思いをするをする人を減らそうというものです
大沢秀明さん
「加害者を出さない、加害者をつくらないということが大事なことであって
そうしたら被害者は出ない。
先生たちがそういうところで止めるっていうことをやって、
そんなことしたら駄目じゃないか、許されないことだと。
処罰じゃないんです、その子を導くために、
普通の生徒に育て上げて、立派に育て上げて、世の中に巣立たせていく。」
井ノ原快彦 どう思われましたか。
室井佑月 ほんと、そのとおりだと思います。
やっぱ加害者もまだ子どもなんですよね。だから早く見つけて、その心の闇とか、歪みを取ってあげるっていうのも大人の役目だと思います。
井ノ原快彦 テレビでやってほしくないという意見もありますけど、やっぱりこういう意見を聞くと、今がいけないんだったら意識を変えていくしかないですからね。
ちょっとでも関心を持って、世の中で、みんなで考えていくっていうことですよね。
尾木直樹 加害者っていうのは人が嫌がってることが嫌がってると思えないわけでしょう。むしろそれが楽しいからやるわけですから。相当人間が歪んじゃってるわけで、それが順繰りに繰り返されていくようではみんなが歪むっていうことですよね。
だからどこかでストップかけないといけないし、ある意味で加害者を救わないといけないんです。
もちろん被害者救うのは当たり前ですけど、加害者の心を救わないと、本質的に被害者も救われない。
中谷文彦アナ そのために大切なことってなんですかね?
尾木直樹 そうですね、やっぱりそれぞれの家庭で自分の子が加害者にならないようにっていう意識ですね。大沢さんなんか、加害者からの相談に応じておられる。
驚いたんですけども、僕30年いじめ問題やってますけれども、加害者からの相談、たった2件ですよ。
井ノ原快彦 えっ!
尾木直樹 30年間で。全部被害者ばっかりなんですよ。
加害者になったほうが大変な問題点なんですよ。
心が歪んでるわけですから、あるいは何かプレッシャーで家庭教育に問題あったり、いろいろするわけでしょう。そこに気が付けない、ここが一番の問題点だと。
皆さんがね、自分の子が加害行為をしていないかな、みんなと仲良くできるようにとか、そういうこともっと意識してほしいなあと思いますね。
井ノ原快彦 そうですよね。
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