2013年11月6日水曜日

激論!コロシアム『怒りの戦後教育SP』(11)「道徳の教科化あり?なし?」




石原良純 続いてのコーナーですね。

堀潤 問題山積の日本の教育なんですが、安倍政権が改革に大なたを振るおうとしています。

 

 

VTR

 

景気対策と並び安倍総理が力を入れる教育の再生

あえて実行の2文字を入れたのも決意の現れだ

 

中でも執念を燃やすのが道徳の教科化

 

安倍総理「子どもたちの規範意識や豊かな人間性を育んでいくために、道徳教育を充実させていくことが大切だと考えています。」

 

現在小中学校では『心のノート』と呼ばれる副読本を使って

普段やってはいけないことを教えている

 

ただ正式な強化ではないため

先生も力を入れていないという指摘も多い

 

では教科になったら何を教えるのか

具体策を検討している有識者会議を直撃した

(先月17)

 

副座長 押谷由夫さん 一番道徳で大切にしなければならないのはどう生きるか、意志力なんですね。戦前の教育というのは意志力の育成をしっかりやったわけじゃないですか。

 

かつて日本には修身と呼ばれる道徳の教科があった

その教科書には

「よい日本人 つねにちゅうくんあいこくの心をおこさなければなりません」

 

また忠義の項目にはある兵隊の逸話が

「キグチコヘイ ハ テキ ノ タマ ニ アタリマシタ ガ、 シンデモ ラッパ ヲ クチ カラ ハナシマセンデシタ。」

 

この他西郷隆盛や吉田松陰など

偉人のエピソードを紹介

勇気、自信、忍耐、孝行などの大切さを教えていた

 

戦後GHQは軍国教育を一掃するため

修身を廃止したのだが

今これを復活させようということなのか?

 

 

スタジオ

 

堀潤 安倍政権が目指す道徳の教科化、これは必要でしょうか、必要ではない? 皆さんはご意見いかがでしょうか。一斉に札を上げてください。どうぞ。

 

金美齢 必要あり

戸塚宏 必要あり

山谷えり子 必要あり

細川昌彦 必要あり

寺脇研 必要なし

内藤朝雄 必要なし

井上和彦 必要あり

北野誠 必要なし

 

堀潤 どちらかというとありのほうが多い・・・。

北野誠 ちょっと最初に僕の聞きたい質問に皆さんに答えてもらいたいんですけど、僕54歳で道徳の授業あったんですけど、これっていって教えてもらったことがなくて、大体歴史上の偉人伝みたいなことで終わって。今これ()をなしって上げたのは、そもそも道徳という科目がよく分からないし、道徳っていうのはどういう教科を指すのかの定義が分からないのでこれ(必要なしにした)。僕らが習ったのは、豊臣秀吉とかキューリー夫人とか、そういうのだったんですよ。

細川昌彦 僕も北野さんと一緒。僕はあえてこうやった(必要ありにした)んだけど、僕らが習った道徳の授業じゃないんですよ、僕が言ってる意味は。

井上和彦 やはり先ほど戸塚先生が言われた徳育教育っていうのは本来の道徳ですね、やっぱり。

戸塚宏 ええ。徳育の目的を考えないと。何のために徳育をするのか。そいつが今ねじ曲げられたわけでしょう、左翼によって。だから戦争のためではないよね。

井上和彦 全然違いますよね。

戸塚宏 あくまでも人間性を高める、これが徳育の目的だから.徳とは何か,そういうことをよく理解した上で話しをしないと。

石原良純 ちょっともう1個分からなかったのは、教育は学校、家庭はしつけ、昔そういうのありましたよね。徳育、道徳っていうのはしつけの延長なんですかね、どこに含まれるのかなって・・・。

戸塚宏 ずーっと必要なんですわ。だから・・・。

石原良純 でもしつけだったら家でやることなんじゃないですか。

戸塚宏 うちは「男」と言うから女の人に嫌われるんやけど、男はつくって磨くものなんですよ。まずつくるのは小学校の低学年で終わっちゃうわ。大体・・・。

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