2013年11月1日金曜日
(7)「中学受験しない選択」エデュカチオ! どうする?!中学受験
わが子の姿をじっくりと見極めた結果
中学受験をしないという選択をした人も・・・
埼玉県に住む中牟田宴子さん
中牟田さんは息子の晃基くんに中学受験をさせるかどうか迷ったが
最終的に公立中学に行かせることを選択した
晃基くんは勉強もできたが
体を動かすことが好きでマイペースな性格
そんな晃基くんを長期間受験勉強させることに
中牟田さんはためらいを感じていた
しかし地元の公立中学校に関しては
ほとんど情報がない上に
聞こえてくるのは荒れているらしいといううわさばかり
中牟田宴子さん
授業が成り立っていないほど荒れていたら、それはちょっと学校に通っている間の時間が無駄になってしまうので、それだとちょっとまずいなというのもありまして。
中学選びで公開したくないと思った中牟田さん
思い切って公立中学の校長に話を聞かせてほしいと申し込んだ
「学校は荒れているのでは?」
「授業のレベルは大丈夫?」
「部活の方針は?」など
直接質問をぶつけること2時間
校長はどんな質問にも真剣に答えてくれた
(尾木直樹 これはいいですね)
中牟田宴子さん
荒れていた部分もあるみたいなんですけど、ちょうど改革していこうとされていた時期だったみたいで、こういうふうに部活動を盛んにして、こういうふうに学校そのものを変えていきたいっていうことをすごく熱心に話してくださったのでほっとしました。
一生懸命声を出している部活もあって、何となく活気がで始めていたのを感じたので、ここだったら子どもの活発さを伸ばしてくれる場所になれるなっていうふうに思いました。
この学校に入学した晃基くんは
中牟田さんが願ったとおり
大好きなバスケットに打ち込んで部長まで務めた
そしてこの春、第一志望の高校に入学
将来は理系の分野で活躍したいと勉強に励んでいる
東山紀之
良かったですね。ちゃんと真摯に答えてくれるっていうところに好感を多分・・・。
尾木直樹
ねえ。
でも、このお母さんもすごいと思いますよ。校長のところに行って直接どうなんですかと疑問ぶつけて。2時間も聞くっていうのはねえ~。
東山紀之
うわさっていうのは、あくまでうわさですもんね。実際に自分で足を運んでそれを見るというのは必要ですよね。
尾木直樹
すごい大事。
礒野アナウンサー
今回は中学受験というテーマで見てきました。
学校選び、どんな学校がいい学校だというふうに思いましたか。
東山紀之
やっぱり人だと思うので、学校という建物に誰がいるか、誰が教育をつくるのかっていうのが大事なんだなと。
尾木直樹
大賛成。学校というのは器でしかなくって。
いい学校っていうのは私立だからいいんだとか、あるいは公立だから絶対いいんだとか、そういう枠組みの問題ではなくって。受験するにしろしないにしろ、一番大事なのは目の前の子どもを見て自分の子はどういうような方向へ行くのがいいんだろうっていうの見極めることだと思うんですよね。
東山紀之
うん。そのためには幼少期から子どもをちゃんと見てあげて、何が得意なのか、何が苦手なのか、見てあげるっていうのが大事ですね。
尾木直樹
そうですね。だからやっぱり子どもが主役です。子どもがこれでやっていきたいってかみ合うものを見つける。親子で合意するっていうのかしら、納得するっていうことも大事だと思います。
(終わり)
次回放送 11月30日 「スマホ SNS」
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