2013年7月22日月曜日

石原慎太郎現れず 平沼代表代行VS池上彰の参院選ライブ 文字起こし






池上 維新の会平沼さん、代表代行です。平沼さん、石原代表はきょうはお出にならないんですか。

平沼 いや、この後来ると思いますけどね、まだ来てませんね。

池上 あ、そうですか。この後いらっしゃる予定だということですね。

平沼 はい、はい、はい。

池上 先ほど公明党は自民党にブレーキをかけるんだという話をされてらっしゃったんですが、維新の会としてはアクセルを踏む立場ですね。

平沼 私どもは是は是、非は非という、そういう形で自由民主党の執る政策でいいことがあれば当然賛成しますし、国家、国民のためにならないと思ったら、これは非という形で反対をする、こういう基本姿勢ですね。

池上 はい。これから、よく石原さんが「自民党は公明党と手を切らなければいけないんだ」というふうにおっしゃってますよね。

平沼 はい。

池上 自民党を公明党と維新の会で、こう引っ張り合う、そういう構図になるんでしょうか。

平沼 ま、それはならないと思いますね。あのー、石原さんはそういう考えを持っておりますけれども、やっぱり党としては総合的に考えて、繰り返しになりますけど是は是、非は非という基本方針でやっていかなければいけないと、このように思っていますね。

池上 はい。きょうは橋本代表はお出にならないんですか。

平沼 大阪でテレビに出てると思いますよ。

池上 あ、そうですか。ええ。

平沼 はい。

池上 なかなか、こちらのテレビには出ていただけそうもない感じなんですけれどもね。あ、そうですか、はい、分かりました。

平沼 はい、大阪の、あの、大阪では出ているというふうに聞いてますけれども?

池上 あ、そうですか。

平沼 はい。

池上 はい、分かりました。





1度目の中継では始終目が泳いで、
石原慎太郎さんや橋下徹さんがいないことを突っ込まれて
かなり動揺しているように見えました。

ですが、2度目の中継でも1度目よりは頻繁ではないものの
始終目は泳いでいましたので、
目の前に相手がいないで話すのに
慣れていないというのもあるかもしれませんね。

平沼さんは池上さんの顔を見ないで(モニターがない)
話しているでしょうから、どこに視線を持っていっていいのか
分からないのかもしれません。

声のトーンを聞くだけだと
そこまで動揺しているように感じないので、
ちょっと損してるかもと思いました。

その点、橋下徹さんや安倍晋三さんは
堂々と、自信があるように見えるよう
常に意識しているように見えます。






池上 日本維新の会、平沼赳夫代表代行と中継つながりますでしょうか。平沼さん?

平沼 はい。どうぞよろしくお願いします。

池上 再びよろしくお願い致します。

平沼 はい。

池上 実はですね、先ほど橋下共同代表が記者会見をしているんですね。ちょっと、その様子を一緒に聞きたい、そして、それについての感想をお伺いしたいと思います。

平沼 はい、分かりました。


VTR

橋下 まあ、自民党の勢いを、やっぱり止めることはできませんでしたね。
 きちんと政権交代可能なもう1つの野党をつくり上げていくことが野党の政治家の責任でもあるし、国民の皆さんの、ある意味責務だとも思ってますね。

記者 勝てなかった理由、得票が伸び悩んだ理由というのはどういったところにあるか。ご自身の発言も影響あったと思われますか。

橋下 まあ、それは僕に対するある意味、信任のなさでしょうね。


スタジオ

池上 さあ、平沼さん、今の橋下代表の発言ですね、つまり自民党の勢いを止めることができなかった。そして、そのかなりの部分は自分に対する信任のなさだったという発言でした。どのように、お聞きになりましたか。

平沼 まあ、選挙戦の前半はね、影響があったかなあという感じでしたけどけれども、まあ、
十分説明をしてね、国民の皆さん方の理解も進んできましたから、まあ、私はそれほど影響なかった、それが、まあ今回、現時点では7議席ですけれども、開戦前が3議席ですから、まあ倍増
以上になっているという形でね、もう少し日数があれば、もっと伸びることができたんじゃないかなと、こんな率直な感じを持ってますけれども。

池上 はい、ちょっと、少し前はですね、維新の会、大変なブームで大勢当選するんではないか、維新の会から立候補したいという方が大勢出て、いろんなところで立候補されましたよね。

平沼 はい。

池上 しかし、ここで急にパタッと風がなくなってしまって、大勢の方が涙をのむということになってしまいました。維新の会通しての責任というのもあると思うんですが。

平沼 まあ、立候補を表明していて、辞退したっていう人はごく少数です。ですから、そんなに冷めたということではなくて、出ようか出まいかという、逡巡していた人たちが、まあ数名ですね、立候補を辞退したという形でね。
 まあ私も全国回りましたけれども、やっぱり日本維新の会に対する期待っていうのは大きいものがあるなあと、皆さん方と接してそういう感じしましたね。

池上 はい、なるほどね。そうしますと、これから維新の会が前よりは議席を伸ばした。これによって、自民党とどのような連携を考えているんでしょうか。

平沼 これは前にも申し上げたんですけれどもね、日本維新の会というのは国家、国民のために良いことであればね、それは是は是という形で協力をしていく。しかし、国家、国民にとって悪いことであれば、これはもう断固反対していく、こういう基本姿勢でやっていきますから、例えば具体的に言えば自主憲法の制定、憲法改正なんかはね、これは自由民主党と協力してやっていけるんではないかなと、このように思っていますね。

池上 はい、それにしても日本維新の会、東と西に代表がいて、なかなか意思の疎通が難しい、あるいは石原代表、ちょっと健康状態に対する不安がある中で、これからどのように運営して行かれるんでしょうか。

平沼 まあ、私は代表代行という立場で、国会議員団の代表でもありますから、私の責任は非常に大きいと思います。ですから、そういう意味ではね、1本にまとまって仲良くやっていく、こういう正統にしていかなければならない、このように思っていますねえ。

池上 はい。石原代表、例えば橋下代表に対する批判もされますけれども、どこかで「やんちゃ坊主でしょうがないけど、まあかわいいやつだなあ」と、そういう気配を漂わせているんですが、どうなんでしょうか、お二人の関係?

平沼 そうですねえ、あの、やっぱり橋下徹さんという政治家には大変親近感を持っておりましてね、橋下徹さんが作った造語ですけども「ふんわりとした民意」なんていうのは小説家の石原慎太郎さんも「素晴らしい造語だ」と、こういうふうに言ってましたから、そういう意味では2人は理解がお互いににできるところはたくさんあるんじゃないかなあと、このように思っていますねえ(笑)

池上 (笑)分かりました、どうもありがとうございました。

平沼 (笑)はい。


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